元鹿島助っ人、Jリーグ復帰の可能性浮上 海外メディア指摘「日本に興味を持っている」 

シャールジャFCのカイオ【写真:Getty Images】
シャールジャFCのカイオ【写真:Getty Images】

ベンフィカで戦力外のMFカイオ、今夏の去就動向にポルトガル紙言及

 かつて鹿島アントラーズでプレーしたブラジル人MFカイオは現在、ポルトガル1部ベンフィカからUAE1部シャールジャFCへ期限付きで移籍している。レンタル期間が間もなく満了を迎えるなか、ポルトガルメディアは「日本に興味を持っている」と、Jリーグ行きの可能性を報じた。

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 現在27歳のカイオは2011年から千葉国際高等学校に在籍し、14年に鹿島へ加入。1年目から出場機会をつかむと、リーグ戦30試合8得点の成績を残して外国籍選手としては史上初となるJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝いた。その後、2016年にUAEのアル・アインへ完全移籍。攻撃の主力として活躍し、3シーズンプレーした後に19年6月にベンフィカへと活躍の場を移した。

 自身にとっては初の欧州進出となったが、ポルトガルでは出番を掴めず加入から約半年でシャールジャFCへ期限付き移籍。2年目の今季はリーグ戦21試合6得点と、チームにフィットした働きぶりが見られた一方で、同クラブとのレンタル契約は今年6月末までとなっており、契約満了後は保有元のベンフィカへ戻る形となる。

 今後の去就動向について、ポルトガルのスポーツ紙「Record」は「カイオ、日本に興味を持つ」と見出しを打ち言及。「27歳のウインガーは、ベンフィカの計画には含まれておらず、アラブ諸国だけでなく日本にも興味を持っている。日本は、千葉国際や鹿島アントラーズなどで活躍したブラジル人がよく知る国だ。ベンフィカは、同選手を再び恒久的に、あるいはレンタルで放出する準備を進めている」と綴っている。

 カイオはベンフィカと2023年まで契約を結んでいるが、同メディアの指摘通り”戦力外”として捉えられているようであれば中東、あるいは、かつてプレーしたJリーグ行きを選択する可能性も十分考えられそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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