U-24日本代表が初練習 “OA組”を合わせたメンバーでトレーニングキャンプ開始
国内組はリカバリーのみ、海外組の選手たちはパス回しなどで体を動かす
U-24日本代表は31日にJFA夢フィールドでトレーニングキャンプをスタートさせた。初日にはFW食野亮太郎(リオ・アヴェFC)を除く全員が合流し、PCR検査を受けた結果、全員の陰性が確認された。
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約1時間15分のトレーニングは、チームを2組に分けて行われた。前日に試合に出場した国内組の選手たちはジョギングとストレッチのリカバリーのみ。オーバーエイジ(OA)組を含めた海外組を中心とした選手たちは、パス回しなどで体を動かした。
カタール・ワールドカップアジア2次予選のミャンマー戦(10-0)を欠場したMF堂安律(ビーレフェルト)はフルメニューをこなし、DF冨安健洋(ボローニャ)も部分的に離れる時間もあったが、ほぼ全メニューをこなし、全体練習後はさらに体を動かしていた。リカバリー組ではMF三笘薫(川崎)が最初のジョギング以降は別メニューとなった。
海外組の選手たちは、ジョギング、ストレッチ、サーキットトレーニングを行った。DF吉田麻也(サンプドリア)は、最初のジョギングからMF板倉滉(フローニンゲン)とともに先頭を走り、チームを引っ張っていく姿勢を見せた。その後の鳥かご(パス回し)のトレーニングでは、吉田がパスをひっかけて全員が沸く場面もあり、OAの選手たちもスムーズにチームへ溶け込めている様子をうかがわせた。
練習は、ポールを立てて行うパス回し、フリーマンを付けて行う条件付きの5対5でのパス回しといったもので、戦術練習は行われなかった。U-24日本代表は、今後もトレーニングキャンプを続け、6月5日にU-24ガーナ代表(ベスト電器スタジアム)、12日にはジャマイカ代表(豊田スタジアム)と対戦する。
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(河合 拓 / Taku Kawai)