“ペップ・シティ”が仁義なき強奪を計画!? オイルマネーを武器にライバル弱体化を敢行か

”一石三鳥”の補強は実現するか

 プレミアリーグには自国の選手優遇策の「ホームグロウン制度」が導入されている。イングランド代表選手に能力や実績以上の年俸や移籍金が付いてしまう悪しき習慣の元凶となっている制度だが、ウィルシャーとローズを獲得できれば、オイルマネーで世界中の実力者をかき集めたシティの弱点である同制度をクリアできる“一石三鳥“の名案となる。

 ウィルシャーは、今季開幕前の足首の骨折でシーズンを棒に振った。怪我ばかりのキャリアで「ガラスの天才」と呼ばれているが、イングランド人には稀有なスキルと創造性の持ち主。故障離脱とともにアーセナルも失速したサンチェスは、今季も13得点4アシストと結果を残しており、4000万ポンド(約64億円)の移籍金を提示しているという。ローズはトットナム躍進に貢献し、今季ベストイレブン候補に選出された有望株だ。

 オイルマネーを武器とする”ペップ・シティ”が仁義なき主力強奪計画を実行に移し、ライバルの弱体化を成功させるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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