「異次元すぎる」 川崎FW小林悠、後半AT出場…1分後の劇的決勝弾に喝采「神だ」
後半ATに出場した小林が決勝弾、鹿島に2-1と勝利しJ1新記録の開幕20戦無敗
J1リーグ王者の川崎フロンターレは30日、監督交代後に復調している鹿島アントラーズをホームに迎え、後半アディショナルタイムの劇的な決勝ゴールで2-1と勝利。これで開幕から20戦無敗(16勝4分)となり、J1新記録を樹立したなか、後半AT3分にピッチに投入され1分後に決勝ゴールを決めたFW小林悠の活躍に、「スーパーサブすぎる」「神だ」など称賛の声が上がっている。
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試合は前半19分に、DF山根視来のパスを受けたFWレアンドロ・ダミアンが冷静に流し込み川崎が先制。対する鹿島は後半16分、MF荒木遼太郎のスルーパスを受けたFW上田綺世が、絶妙なトラップから抜け出して同点とした。
その後は両者とも得点を奪えずに終盤へ。後半AT3分、FW旗手怜央に代わって小林がピッチに入る。勝利への執念を見せるなか、同AT4分、敵陣左サイドからMF長谷川竜也が右足で上げたクロスボールが、相手DFの頭を経由してファーサイドの小林の元へ届く。33歳のストライカーは、このボールを胸トラップで収めると、素早く左足を振り抜きファーストタッチで劇的な決勝ゴールを決めてみせた。
あまりにもドラマチックなこのゴールを、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターが「これが等々力劇場!! #小林悠 劇的ゴール!」と綴って動画を投稿。ファンからも「誰が予想できた」「フィニッシュを着実に叩き込んだのは紛れもない技術」「スーパーサブすぎる」「神だ」「カッコよすぎ」「異次元すぎる…」など、終了間際に出場わずか1分で決めた一撃に、驚きの声が上がっていた。
開幕から20戦無敗の快進撃を見せる川崎。出場時間が限られるなかで、今季7点目を決めた小林の勝負強さが光る一戦となった。