EURO出場は可能? デ・ブライネ、CL決勝で無念の負傷…鼻骨&左眼窩底骨折と報告
自身のSNSで診断結果を説明、米メディアは回復までに最低3週間とEURO出場を疑問視
マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは、現地時間29日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝のチェルシー戦(0-1)で、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーと接触して顔面を強打し、プレー続行不可能で途中交代を余儀なくされた。そして試合の翌日、SNSで鼻骨および左眼窩底骨折だったことを明かしている。
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デ・ブライネもスタメン出場したシティは、CL初優勝を目指してチェルシーと激突。試合は前半42分にチェルシーのドイツ代表MFカイ・ハフェルツに得点を奪われ、シティは追いかける立場で後半を迎えた。しかし、攻撃の要であるデ・ブライネはリュディガーと接触した際に顔面を強打。プレー続行が不可能となり、後半11分にブラジル代表FWガブリエル・ジェズスとの交代で無念の途中交代となった。
左の目の下に青あざが浮かんでいる姿をテレビ中継のカメラも捉えていたが、デ・ブライネは日本時間30日の午後7時頃にツイッターを更新し、病院での診断結果をファンに報告した。
「たった今、病院から戻ってきたところだ。診断の結果、鼻骨と左眼窩底骨折だった。今の気分はオーケーだ。昨日のことはまだ本当に残念だったけど、僕らは戻ってくる」
デ・ブライネは来季のシティでの“復活”をファンに誓ったが、一方で気になるのは6月に開幕する欧州選手権(EURO)への出場可否だろう。ツイートでは、そのことには触れていなかったが、ベルギー代表の初戦であるロシア戦(現地時間12日)まではすでに2週間を切っている。
米スポーツ専門局「ESPN」は眼窩底骨折の場合、一般的に回復までに最低3週間が見込まれていることを挙げ、デ・ブライネのEURO出場に疑問符をつけている。シティ同様にベルギー代表でもチームの中核を担う司令塔は、1年越しの開催となるビッグトーナメントに出場することはできるのだろうか。