「もし機会を与えてくれるなら…」 かつての英雄モイーズが古巣エバートン復帰を熱望
2季連続トップ10入り逃すも再建に自信
しかし、エバートン時代の手腕は今も変わらず高く評価されている。1年目はシーズン終盤の3月に途中就任し、最終的には15位でリーグ戦を戦い抜くなど、チームを降格危機から救った。
モイーズ氏は、2シーズン連続でトップ10入りを逃したエバートンを再び復活させると自信を見せた。
「私が過ごした11年間は素晴らしく、そして成功していた。だが、あの時はクラブを少し再建する必要があった。今のクラブは以前と変わったと思う。エバートンはもう一度変わる必要がある。もしデイビッド・モイーズに機会を与えてくれれば、クラブを立て直し、正しい方向へ導くだろう」
エバートンの新監督候補には、今季限りでアヤックスの監督を退任した元オランダ代表DFフランク・デ・ブール氏も浮上していた。ユナイテッドとソシエダで苦杯を嘗めたモイーズ氏は、自分自身のキャリアと古巣の復活を懸けて再びマージーサイドに帰ってくることになるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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