「41歳のメッシ」 玉田圭司、華麗な“切り返し→左足アウト弾”に喝采「衰えぬ巧さ」
山口戦でダメ押しの3点目を奪い今季初ゴール
V・ファーレン長崎は29日、J2リーグ第16節でレノファ山口FCとホームで対戦し、3-0と快勝した。後半に3ゴールを奪っての勝利となったなか、終了間際に41歳の元日本代表FW玉田圭司がダメ押しの3点目をゲット。アタッカーとしての衰えを感じさせない華麗な一撃に、ファンから「衰えぬ巧さ」「41歳のメッシ」など称賛の声が上がっている。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
昨季は徳島ヴォルティス、アビスパ福岡との熾烈な争いの末に3位となり、J1昇格を逃した長崎。今季は吉田孝行監督の下で再出発を図ったが、第11節終了時点で4勝2分5敗の11位と低迷したため監督交代を決断。アカデミーダイレクターを務めていた松田浩氏が後任監督となり、初采配となった第13節ギラヴァンツ北九州戦(1-0)から3戦無敗(2勝1分)で、この日の山口戦を迎えた。
前半を0-0で折り返した長崎は、後半4分にMF加藤大、同13分にFW都倉賢が移籍後初ゴールを決めて2-0とリード。そして同33分から途中出場した41歳の玉田が、同42分に魅せる。自陣からDF江川湧清が出したロングボールに反応すると、相手最終ラインの裏へ抜け出しペナルティーエリア内に侵入。GKと対峙するなか、玉田はすぐにシュートを打たずに右へ切り返し、右後方から飛び込んできた相手DFヘナンのスライディングタックルを冷静にかわすと、最後は左足アウトサイドでゴール右隅に流し込んだ。
技術の高さが光った今季初ゴールをJリーグ公式ツイッターが動画付きで投稿すると、多くのファンが反応。「うますぎる!」「1対1は神ワザ」「冷静すぎる」「すごい落ち着きのあるゴール」「41歳のメッシ」「衰えぬ巧さ」「ベテランの風格…」「エレガント」など称賛の嵐となっていた。
プロ23年目のシーズン初ゴールは、41歳となった今も衰えない技巧派レフティーの魅力が詰まった一撃だった。