「英国に復帰する扉が開かれている」 トッテナム、ポチェッティーノ監督の呼び戻しへ

パリ・サンジェルマンで指揮を執るポチェッティーノ監督【写真:AP】
パリ・サンジェルマンで指揮を執るポチェッティーノ監督【写真:AP】

移籍を希望しているとされるエースFWハリー・ケインの去就にも影響か?

 トッテナムは2020-21シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ監督を解任し、コーチを務めていたライアン・メイソン氏が暫定的に指揮を執っていた。監督人事が注目を集めるなか、ダニエル・レヴィ会長は2019年11月に解任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督の再招聘を目指しているという。英紙「デイリー・メール」が報じた。

 2018-19シーズンには、トッテナムを初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に導いたポチェッティーノ監督だが、続く2019-20シーズンにチームは不振に陥り、解任の憂き目に遭った。それでも、ポチェッティーノ監督の手腕は高く評価されており、その後も複数のビッグクラブからオファーが届き、2020-21シーズン途中にはトーマス・トゥヘル現チェルシー監督を解任したパリ・サンジェルマン(PSG)の指揮官に就任した。

 トッテナムは2019-20シーズンを6位で終え、翌2020-21シーズンも7位とCL出場権を獲得できなかった。チームの立て直しに向けて、レヴィ会長は解任後も良好な関係にあるポチェッティーノ監督を呼び戻すことを画策しているという。

 記事によれば、トッテナムは5月31日から現PSG監督との交渉を始める見込み。「ポチェッティーノ監督はクラブ運営に不満を抱えており、スポーツダイレクターのレオナルド氏と衝突した。そのため、イングランドに復帰する扉が開かれているかもしれない」と伝えている。

 トッテナムは、イングランド代表FWハリー・ケインがより多くのタイトルを獲得するために、移籍を希望しているとも報じられているが、レヴィ会長はケインと良好な関係にあったポチェッティーノ監督を再招聘することで、エースを留めることも目指しているという。

 わずか18カ月前にトッテナムを離れたポチェッティーノ監督は、現在、ジネディーヌ・ジダン監督が退任したレアル・マドリードの監督候補にも名前が挙がっている。果たして、来シーズン再びプレミアの舞台に戻ることになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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