「どんな利益をもたらすのか」 “森保采配”に英記者が疑問符、“ベスト布陣”に見解
「日本は素晴らしかったが、技術面と連携面で優れた主力が出れば自明」
久保建英はベンチで、堂安律と中島翔哉というかつてのスタメンもいる。9月の次ラウンドに向けたポジティブな悩みになるだろう。鈴木優磨が選出されていないことは、多くの人にとっての疑問でもあるだろう。
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格下相手だが、長友佑都の復帰で、ベテランの重要性が示された。かつてインテルにいた男はチームが支配できると見るや、盛んな攻撃参加を続けた。正直もっと強い相手に、ここまでの効果的なプレーを見せられるかは今後の注視が必要だが、4度目のW杯出場を目指すベテランは、自らの価値を証明し続ける必要がある。
日本はすべてに置いて素晴らしかったが、今回の相手に技術面と連携面で優れた主力が出れば自明ともいえる。しかし、次のラウンドではこんな楽な展開はなかなかお目にかかれないだろう。
(マイケル・チャーチ/Michael Church)
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マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。