日本の「優位性の象徴」と評された選手は? 英記者がミャンマー戦“先発11人”を採点
格下ミャンマー相手に10ゴール、アジア最終予選進出を決める
森保一監督率いる日本代表(FIFAランク28位)は28日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でミャンマーと対戦。勝てばアジア最終予選進出が決まるなか、14-0と大勝したモンゴル戦に続くゴールラッシュを見せ、10-0で快勝した。
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格下のミャンマーに圧倒的な実力差を見せた一戦で、かつてアジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ(W杯)を6大会連続で取材した英国人記者のマイケル・チャーチ氏が先発出場した11人を採点。ゴールラッシュの大迫に高採点を与える一方で、あまりのワンサイドゲームで、見せ場の訪れなかった守護神に「フィールドプレーヤーを配置することもできた」と分析している。
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ミャンマー戦の日本代表スタメン11人の採点(10点満点)
【GK】
■川島永嗣(ストラスブール)5点
彼のキャリアでここまで簡単な試合があっただろうか。ほとんどボールに触れることもなかったので、日本は彼の代わりにフィールドプレーヤーを配置することもできただろう。誰が出ても変わりはないような試合だった。
【DF】
■酒井宏樹(マルセイユ→未定)6点
右サイドで伊東と堅実な連携を示す。日本の3点目につながるペナルティーを生む危険な突破も見せた。開始30分で事実上、試合にケリをつけた。
■板倉 滉(フローニンゲン)6点
見事なヘディングで日本の10点目を叩き込み、冨安の代役としてアピールに成功。
■吉田麻也(サンプドリア)6点
最終ラインから鎌田へのパスは見事。ミャンマーの脅威がなかったので思うようにプレーした。
■長友佑都(マルセイユ)7点
格下相手に攻撃面で存在感を示し、ファイナルサードでも有効なオプションに。ミャンマー相手だが、かつてを彷彿させるプレーを見れたことは好材料。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。