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「とんでもない表現」「すべて欠けていた」 ローマ戦完敗でミラン監督が不発の選手をメッタ斬り
格下に欧州リーグ出場権奪われた
ACミランのクリスティアン・ブロッキ監督は14日の今季最終戦の本拠地ローマ戦で3−1で完敗した不甲斐ないチームを「全部足りない」と酷評している。ミランは今季リーグ7位に終わり、来季のUEFA欧州リーグ(EL)出場権獲得の条件だった6位サッスオーロを逆転することができなかった。EL出場のためには21日のイタリア杯決勝でユベントスを倒さなければいけなくなった。地元テレビ局「メディアセット・プレミアム」で語ったもの。
「この試合でのチームの表現はとんでもなかった。戦術的、技術的にだけではない。不運な事に、態度、ハングリーさという部分も完全に欠けていた。戦おうという気持ち、ボールを奪うという情熱もすべて欠けていた」
今季就任6試合でこれまではセリエB降格クラブや格下が続いた。初めて対戦した強敵の前にミランは粉砕された。指揮官はチームには技術、戦術のみならず、気持ちでも負けていたとこき下ろしている。
それでも選手交代とシステム変更で手を打った。2トップの一角で先発起用したFWバロテッリをハーフタイムに下げ、元ブラジル代表FWルイス・アドリアーノを投入した。後半11分にはMFアンドレア・ベルトラッチの代わりに、右太ももの故障で戦線離脱していたイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラも起用した。
「プレー態度という意味ですべてを出してくれる選手が必要だった。バロテッリは代償を支払うことになったが、正直言うと、今夜はハーフタイムに4、5人を替えるところだった。ルイス・アドリアーノを投入したのは彼が強烈なプレッシングを見せてくれるからだ。途中出場で常に適切な態度で試合に臨んでいる」
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