「攻守ともに成長するんだと…」 森保監督、2次予選突破を決めた選手の姿勢を評価
ミャンマー相手に10得点のゴールラッシュで快勝
日本代表は28日、フクダ電子アリーナで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のミャンマー戦に10-0で大勝し、W杯アジア最終予選進出を決めた。格下のミャンマーを圧倒し、3月30日のW杯アジア2次予選モンゴル戦(14-0)に続く、二桁得点のゴールラッシュを受け、森保一監督は、試合後のフラッシュインタビューで「2次予選突破を決められたことは良かった」と語った。
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日本は前半8分、MF南野拓実(サウサンプトン)のアジア予選6試合連続となるゴールで先制。その後もFW大迫勇也(ブレーメン)が前半だけでハットトリックを達成して、力の差を見せる。オーバーエイジでU-24日本代表に招集したDF吉田麻也(サンプドリア)とDF酒井宏樹(マルセイユ→未定)を前半でベンチに下げた後半も、日本はゴールを重ねる。
ミャンマーが日本の攻撃に慣れた後半途中からは、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)を投入して4-3-3の布陣もテスト。最後まで集中力を高く試合に臨んでいた日本は、後半45分にDF板倉滉(フローニンゲン)がセットプレーからヘディングでゴールを決め、ゴールショーを締めくくった。
森保監督は、2次予選突破の感想を聞かれると、「まずは選手たちが1試合1試合、勝つために、そして自分たちの成長のために戦っていこうとしたなかで、結果を残すことができて、2次予選突破を決められたことは良かったと思います」と、結果を喜んだ。
ここまで2次予選では計37得点を挙げて、無失点と攻守に盤石の戦いを見せてきた。森保監督は、「試合がほぼ決まった後も、もう1点取りに行くアグレッシブな姿勢を常に見せてくれた。そのなかでも隙や油断を見せることなく、無失点で勝っていこうと。戦う相手は目の前のミャンマーですけど、自分たちがより高い基準をもって、攻守ともに成長するんだということを今日の試合も選手たちは意識して戦ってくれた」と、改めて選手の姿勢を称えた。
これで最終予選進出を決め、6月の試合では多くのチャレンジができる余裕もできた。森保監督は、「個人、そしてチームともに成長できるように、またトライしていきたいと思います」と、チャレンジを継続する意思を示した。
(FOOTBALL ZONE編集部)