「代表は全く別もの」 大迫勇也、ドイツでの鬱憤晴らす圧巻5ゴール「続けていきたい」
今季ブレーメンでキャリア初のリーグ戦無得点も…代表では2戦連続ハットトリックと爆発
日本代表FW大迫勇也(ブレーメン)は28日、フクダ電子アリーナで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(同139位)に臨み、2試合連続のハットトリックとなる5ゴールを奪い、10-0の大勝に貢献した。所属するブレーメンでは今季思うように試合に出場できず、チームも2部降格となったなかでの代表戦だったが、「代表は全く別ものなので上手く切り替えて練習からできている」と語り、6月シリーズでのさらなる爆発を誓った。
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大迫にとってブレーメンでの今季は歯がゆいシーズンとなった。リーグ戦では自身初となるノーゴール、公式戦トータルでも28試合1得点と苦しみ、トップ下やサイドなど、本職のセンターフォワード以外での起用も多かった。
そんな鬱憤を、1トップとしての絶対的な地位を築く日本代表で再び晴らした。ミャンマーとの一戦、1-0で迎えた前半22分にDF長友佑都のクロスをヘディングで合わせて1点目を奪うと、同30分にはPK、同36分にもゴール前で押し込み前半だけで3月のモンゴル戦(14-0)に続くハットトリックを達成。さらに後半4分と同43分にも追加点を奪い、終わってみれば大量5ゴールを奪った。
試合後、「チームメートから良いボールが来たのでゴール前で勝負できた。感謝したい」と切り出した大迫は、「代表は全く別ものなので上手く切り替えて練習からできている。続けていきたい」と、ドイツでの悔しさを胸に集中して取り組めていることを明かしている。
6月の4試合では東京五輪世代のU-24日本代表メンバーと、オーバーエイジとして参加するDF吉田麻也、DF酒井宏樹、MF遠藤航がチームから離脱するが、「常にベストメンバーで戦えるわけではないので、出た選手が責任を持ってプレーするべき。いろいろな選手にチャンスがある」と、残りのメンバーでの奮闘を誓っていた。
9月から始まるW杯アジア最終予選を見据えても、大迫の活躍はチームにとって不可欠。6月の4試合でのゴールラッシュにも期待が高まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)