「日本は無慈悲だった」 6戦で37得点0失点…圧倒的な実力差に海外注目「巨人のよう」
ミャンマーに10-0と圧勝、モンゴル戦の14-0に続く2試合連続の二桁ゴール
森保一監督率いる日本代表は28日、フクダ電子アリーナで行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(同139位)に臨み、10-0と大勝を収めた。2試合を残して9月から始めるW杯アジア最終予選進出を決めたなか、海外メディアは格下相手に二桁得点を叩き込んだ日本の戦いぶりを「無慈悲だった」と伝えている。
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3月30日のモンゴル戦に、14-0という日本代表歴代2位の大量ゴールを奪って圧勝していたチームは、この日も立ち上がりからミャンマー相手に猛攻を仕掛けた。前半8分、縦パスを受けたMF南野拓実がMF鎌田大地と絶妙な連係を見せ、最後は右足アウトサイドでの技ありシュートを流し込み幸先良く先制。前半22分にFW大迫勇也がヘディングシュートで2点目を決めると、同30分、同36分と前半だけでハットトリックを達成し勝負を決めた。
大量リードで折り返した後半も、日本は同4分に大迫がこの日4点目を決めたのを皮切りに次々とミャンマーゴールを襲う。同11分にMF守田英正、同21分に南野が決めて7-0とすると、終了間際にもゴールラッシュ。同39分に鎌田、同43分に大迫、同アディショナルタイム1分にはDF板倉滉にA代表初ゴールが生まれて、終わってみれば2試合連続の二桁得点となる10-0の圧勝となった。
この結果に、オランダのサッカー専門誌「Voetbal International」が公式ツイッターで反応。「日本は貧弱なミャンマーに対して無慈悲だった。フローニンゲンのコウ・イタクラが終了間際にゴールを決めて10-0で勝利」と、同国のフローニンゲンでプレーする板倉の写真を使い、日本が記録的な大勝を収めたことを伝えていた。
また試合レポート内では「日本はグループFに属しており、その中で巨人のように感じている」と言及。さらに「日本は現在、W杯予選で6試合を戦い、すべての試合で勝利した。チームは1つのゴールさえ許していない:得失点差は37-0だ」と、アジア2次予選で無傷の6連勝、37得点0失点という圧倒的な成績を収めていることに注目していた。