「日本は精鋭を送り込んだ」 10発でのミャンマー一蹴にライバルの韓国紙も速報
37得点・無失点、6連勝&ワールドカップ最終予選進出の結果にも言及
森保一監督率いる日本代表は28日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦に臨み、FW大迫勇也の5ゴールなどで10-0と大勝し、9月のアジア最終予選進出を決めた。韓国紙も「ミャンマーに10ゴールを浴びせる」と結果を速報している。
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勝利すれば2試合を残して突破が決まる日本は、DF冨安健洋が務めてきたポジションにはDF板倉滉が入り、主将のDF吉田麻也とコンビを組んだ。また、左サイドバックにはDF長友佑都が起用された。
立ち上がりから敵陣に相手を押し込んでゲームを進めた日本は前半8分、縦パスを受けたMF南野拓実とMF鎌田大地が2回連続のワンツーを決めてミャンマー守備陣を突破。最後は相手GKと1対1になった南野が右足アウトサイドで逆を突くシュートを決めて先制。これで南野はW杯予選6試合連続ゴールを記録。最多7試合連続ゴールのMF本田圭佑の記録まで、あと1試合に迫った。
さらに前半22分、日本は右サイドで相手からボールを奪った勢いのままカットインしたMF伊東純也から南野へつなぐと、オーバーラップした長友へ。その長友のクロスを大迫が頭で叩いてゴール。攻撃の手を緩めない日本は同30分、MF遠藤航とのワンツーでペナルティーエリア内に侵入したDF酒井宏樹が相手の前に体を入れてファウルを誘いPKを獲得。これを大迫が冷静に決め、3-0とした。
そして同36分、右サイド深くまで侵入した伊東のクロスをファーサイドで長友が叩くと、ゴール前の大迫が押し込みW杯予選2試合連続のハットトリックを達成。ゴールラッシュで4-0とした日本は、大量リードでハーフタイムを迎えた。
森保監督は後半から吉田に代えてDF植田直通、酒井に代えてDF室屋成を送り込んだ。後半も攻撃的に立ち上がった日本は同4分、右サイドからMF鎌田大地が入れたグラウンダーのクロスを受けた南野がシュートを放つと、大迫がコースを変えてゴールに流し込んだ。同11分にはオーバーラップした室屋のマイナスクロスをMF守田英正が押し込んで6-0とし、手を緩めない姿勢をスコアで表した。
日本はMF原口元気を投入して1ボランチに変更すると、同21分には大迫のパスを受けた南野が追加点。同39分には鎌田、同43分には大迫、同45分には板倉が決めて10-0とし、大量ゴールで2試合を残して2次予選突破を決め、9月から始まるアジア最終予選への切符を手に入れた。
韓国紙「朝鮮日報」は「日本、ミャンマーに10ゴールを浴びせる。37得点・無失点、6連勝&ワールドカップ最終予選進出」と見出しを打ち、速報している。
「レベル差が大きいミャンマー相手にも、日本は精鋭を送り込んだ。南野、大迫、鎌田、長友、酒井などヨーロッパで活躍する選手たちがこぞって先発出場した。ミャンマーは10人が代表招集に応じず、無惨に敗れてしまった」
記事でも、主力を送り込んでミャンマーを圧倒した日本の戦いを伝えていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)