サンチョ、ケインら総勢4人 マンUが総額468億円を費やして目論む大型補強の詳細は?

(左から)トーレス、ケイン、サンチョ、ライス【写真:Getty Images & AP】
(左から)トーレス、ケイン、サンチョ、ライス【写真:Getty Images & AP】

センターバックではレアルDFヴァランもターゲット候補に

 マンチェスター・ユナイテッドは、今夏の移籍市場で大型補強を目指しているという。昨夏に獲得を逃したドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョを筆頭に総額3億ポンド(約468億円)を超える4人のターゲットが浮上している。英紙「ガーディアン」が報じた。

 今季プレミアリーグで優勝したマンチェスター・シティと勝ち点12ポイント差の2位に終わり、UEFAヨーロッパリーグ(EL)では決勝でビジャレアルにPK戦の末に敗れたユナイテッド。来季に向けてはセンターバック、中盤、ワイドでプレーするアタッカー、そして点取り屋の9番と、4つのポジションが強化ポイントになっているという。そして、それぞれに有力な補強候補の存在が浮かび上がっている。

 センターバックではEL決勝で対戦したビジャレアルのスペイン代表DFパウ・トーレス、中盤は今季5位と躍進したウェストハムの中心選手であるイングランド代表MFデクラン・ライス、ワイドアタッカーは昨夏から熱心に追いかけるドルトムントのイングランド代表MFサンチョ、そしてストライカーはトッテナム退団の可能性が高まっているトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインの名前が挙がっている。この4人の移籍金総額は3億ポンド以上になると見られ、全員の獲得は実現困難とはいえ、各ポジションにトップレベルの選手がリストアップされている模様だ。

 この中でも最も獲得の可能性が高いのはサンチョで、反対に可能性が低いのはケインだとされている。ケインにはライバルのマンチェスター・シティが興味を示している。

 トーレスを狙うセンターバックでは、レアル・マドリードのフランス代表DFラファエル・ヴァランにも目をつけているという。ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスやウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニなど近年ビッグネームの補強で成功を収めているユナイテッドは、今夏積極的な動きを見せようとしている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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