名将アッレグリ氏、ユベントス監督復帰か レアルの15億オファーは“断り”と伊報道
5度のリーグ制覇をもたらした指揮官を再招聘へ、ピルロ氏にはサンプドリアらが熱視線?
イタリア・セリエAの名門ユベントスは、今季に10連敗に挑むも失敗。来季の指揮官にはチームに5度のリーグ制覇をもたらした実績を誇る名将マッシミリアーノ・アッレグリ氏を復帰させることが決まったと、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」などが報じている。
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ユベントスには今季、現役時代に中盤の“マエストロ”とも称され、今季からクラブのレジェンドでもあるアンドレア・ピルロ監督が就任した。しかし、当初はU-23チームの監督就任の見通しだったピルロ監督は、昨季終了後にユベントスがマウリツィオ・サッリ監督の解任を決断したことで前倒しの就任という点に大きな不安が指摘された。指導者経験ゼロで始まったシーズンは、リーグ戦の10連覇に失敗し、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも16強敗退の憂き目にあった。
ピルロ監督は19日にコッパ・イタリアの決勝でアタランタに2-1で勝利し、続投に意欲も見せた。しかし、首脳部の判断はレアル・マドリードの監督を辞任予定だったジネディーヌ・ジダン氏と、フリーの状態だったアッレグリ氏の両方が「ノー」と言った場合のみ続投というものだったという。
結果的に、アッレグリ氏はレアルからの年俸1200万ユーロ(約15億6000万円)のオファーを断ってユベントスへの熱意を見せたため、ユベントスも3年前の退任時点での年俸750万ユーロ(約9億7500万円)から増額した900万ユーロ(約11億7000万円)のオファーへ切り替えたとされた。
これによりピルロ氏は「市場に戻る」という状況にあり、サッスオーロや日本代表DF吉田麻也が所属のサンプドリアが次の候補に挙がっているという。
10連覇を逃したユベントスは、CLで決勝進出にも導いたアッレグリ氏の下で再び黄金時代の形成を目指すことになるようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)