アーセナル62億円MF、違法ナイトクラブへの“立入り動画”拡散で英物議
MFトーマス・パーティ、新型コロナ禍で違法に営業したナイトクラブを訪問
プレミアリーグのアーセナルに所属するガーナ代表MFトーマス・パーティが、新型コロナウイルス感染症対策に違反するナイトクラブで友人と踊っている動画が拡散され、物議となっている。
アトレティコ・マドリードユース出身のパーティは、2013年にレンタル先のマジョルカでプロデビュー。アルメリアへの期限付き移籍を経て、15年にアトレティコへ復帰。17-18シーズンからは主力として活躍し、チームの躍進を支えた。そして今季、アトレティコから5000万ユーロ(約62億円)という高額な移籍金でアーセナルにやってきた。
移籍して間もなくハムストリングや臀部を相次ぎ負傷し、思うようなパフォーマンスを発揮できていなかったパーティ。しかし、2月に行われたプレミアリーグ第26節のレスター・シティ戦(3-1)で復帰すると13試合連続で出場し、持ち前の運動量を武器に、攻守において活躍しチームの勝利に貢献していた。
そんななか、パーティがリーグ最終節(ブライトン戦/2-0)の数時間後、違法ナイトクラブで友人と踊っている動画が拡散され、英国内で話題となっている。英紙「ザ・サン」は「アーセナルが25年間で最悪のシーズンとなり落ち込んだ数時間後、違法ナイトクラブで仲間と踊る」と見出しを打ち、「白いシャツに思い金の鎖を身に着けているパーティは、ロンドンの何十人もマスクを着用せず、飲み騒ぐ人がいるナイトクラブで目撃された」と取り上げている。
英国内では現在、政府の新型コロナウイルス感染症への規制法でナイトクラブの再開が禁じられているが、パーティはそこに姿を現したため、チームから罰則が下される可能性もある。
相次ぐ負傷により、今季はリーグ戦24試合で0ゴール(2アシスト)と本来のパフォーマンスを発揮することができなかったパーティ。来季はチームとともに巻き返しを図りたいところだが、ピッチ外での悪事が脚光を浴びる形となった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)