ベテラン長友佑都が示した”世界と日本の差” 「ベルギー戦も全然惜しくなかった」
日本代表のオンライン会見に応じ、日本の立ち位置に持論を展開
日本代表は27日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選・ミャンマー戦(28日/フクダ電子アリーナ)に向けた前日会見をオンラインで実施。昨年11月以来のメンバー復帰を果たしたDF長友佑都(マルセイユ)は、世界基準から見た日本の立ち位置に持論を述べた。
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長友は、昨年11月の欧州遠征(パナマ戦/1-0、メキシコ戦/0-2)以来となる代表メンバーへ復帰。世界基準を体感してきた経験に今回も期待が寄せられるなか、これまでワールドカップ(W杯)に3度出場し、欧州各国クラブでも幾多の修羅場を潜り抜けてきた34歳のベテランSBは、日本代表のオンライン会見上で日本の立ち位置に持論を展開した。
「日々過去のトップレベルの試合を研究してきた。(ロシアW杯・決勝トーナメント1回戦の)ベルギー戦も善戦したと言われるけど、善戦してなくて内容が厳しいのが正直なところ。惜しかったと言われるけど、内容を見たらまだまだだと思う。全然惜しくなかった」
18年W杯で日本は、決勝トーナメント1回戦でベルギー相手に一時2点のリードを奪いながらも、相手の反撃に耐えきれず、結果的に2-3の逆転負け。史上初となるベスト8進出へあと一歩まで迫った戦いぶりに一部では称賛の声も上がっていたものの、長友には”世界との差”がはっきりと見えているようだ。
「何が違うかと研究してみているけど、ボールが目的になって繋がる日本人と、未来につながるトップ選手という差を感じた。1秒、2秒先を見てプレーするのと、常にボールへ意識が行くこと。ボールにつながるのが非常に多い。サッカーはゴールを取るために未来につながらないといけない。常に未来につながっている選手との差が非常に大きい」
長友が示した世界と日本の差。そこに、飛躍へのヒントが隠されているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)