名門ミランの22歳GK、退団が決定的…強化責任者の“英雄”明言「別々の道を歩む」
ドンナルンマとの契約延長を熱望も、マルディーニ氏が退団を明らかに
イタリア・セリエAの名門ACミランで強化責任者を務める、元イタリア代表の“英雄”パオロ・マルディーニ氏がクラブ公式「twitch」チャンネルで、GKジャンルイジ・ドンナルンマが契約満了で退団することを明らかにした。
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ドンナルンマは2015年に16歳8カ月でデビューすると、そのままミランの正GKに定着。まだ22歳という年齢ながら、セリエAでは215試合に出場。イタリア代表としても25試合に出場している。
今季で契約が満了するドンナルンマに対し、ミランは当然のように契約延長を熱望していたが、金額や契約年数などの諸条件で合意できていないとされてきた。代理人のミノ・ライオラ氏の名前もピックアップされたが、マルディーニ氏は退団することを明らかにした。
「すべての選手に感謝しなければいけない。彼はリーダーであり、キャプテンを務めることもあった。プロサッカー選手は移籍への準備をすることもある。それは理解してもらうのが難しい。残念ながら、1つのクラブでキャリアを終えるのは難しい。ミランに偉大な貢献をしてくれた人物には敬意を払わなければいけない。彼がクラブに対する敬意を欠いたことはない。我々は別々の道を歩むことになるが、彼の成功を願う」
マルディーニ氏はこう語り、「別々の道を歩む」とした。ミランはすでにフランス王者リールからGKマイク・メニャンの獲得が秒読み段階とイタリアメディアでは報じられていた。これにより、ドンナルンマの退団は確定的なものとみられていた。
これまでドンナルンマについては、国内のライバルでもあるユベントスや、フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)が移籍先の候補に挙がってきた。ミランと別れを告げることが決まったドンナルンマは、来季はどのクラブでプレーすることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)