ジダン、レアル監督退任へ 後任にインテル優勝監督“急浮上”と現地メディア報道
11年ぶり無冠のシーズンを終え決断、後任にコンテ氏ら3人の名前が浮上
レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督が今季限りでの退任を決意したようだ。11年ぶりの無冠という不本意なシーズンを終え、2度目の指揮に終止符を打つことになる。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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注目されていたジダン監督の去就について伝えたのは移籍情報のスペシャリストであるイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏。同氏は現地時間26日にツイッターで「ジネディーヌ・ジダンはレアル・マドリードをまもなく去ると決断した」と投稿した。
ジダン監督は9日のリーガ・エスパニョーラ第35節セビージャ戦(2-2)の前に、今季限りでの退団の意向を選手たちに伝えたとスペインメディアで報じられていた。この報道については指揮官自ら否定していたが、シーズンが終わったこのタイミングで決断を下したようで、契約を1年残したタイミングでの退任となりそうだ。
ジダン監督は2016年1月にレアルトップチームの指揮官に就任し、同年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝ではアトレティコ・マドリードに勝利して初タイトルを獲得した。すると翌16-17シーズンにはリーガとCLの二冠を達成。さらに17-18シーズンにはCL3連覇という前人未到の偉業を成し遂げている。同シーズン終了後に辞任したが、翌18-19シーズン途中に復帰。19-20シーズンは終盤戦の快進撃の末にリーガを制しており、指揮官としてレアルで通算11個のタイトルを獲得していた。
なお、ジダン監督の後任にはレアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)を率いるラウール・ゴンサレス氏や、元ユベントス監督のマッシミリアーノ・アッレグリ氏といった名前が挙がっているほか、26日にインテル退任が決まったアントニオ・コンテ氏も急浮上しているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)