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鈴木優磨の争奪戦が過熱! トルコ“第4のクラブ”も参戦、年俸2億円を用意と現地報道
昨夏も獲得に動いたフェネルバフチェは総額7.2億円オファー、トラブゾンスポルも関心か
シント=トロイデンに所属するFW鈴木優磨は、今季のベルギー1部リーグで17ゴール4アシストの成績を残した。飛躍を遂げた日本人ストライカーの獲得に向けてフェネルバフチェと、さらに別のトルコのクラブも動き出していると、ベルギーメディアが報じている。
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鈴木の去就を巡って、すでに欧州の複数クラブが移籍先候補として名前が挙がっているが、フェネルバフチェはその中でも以前から特に強い関心を持っているとされており、昨夏にも300万ユーロ(約3億9000万円)のオファーを出したが、シント=トロイデンがこのオファーを拒否したために交渉は成立しなかった。
しかし、ベルギーメディア「Voetbal Belgie」によると、フェネルバフチェは今年さらに移籍金の金額をつり上げ、450万ユーロ(約5億9000万円)と最大100万ユーロ(約1億3000万円)の追加ボーナスをオファーとして提示。鈴木の移籍金のハードルとしてシント=トロイデンが設定しているとされる600万ユーロ(約7億8000万円)に近い金額を出して再交渉に臨んでいるようだ。
また、同メディアはトルコのトラブゾンスポルも鈴木に関心を持っていると伝えている。トラブゾンスポルは黒海沿岸に位置するクラブで、トルコではガラタサライ、フェネルバフチェ、ベジクタシュのビッグ3に次ぐ“第4のクラブ”と目されている。このトラブゾンスポルに昨季まで在籍し、その後RBライプツィヒに移籍したノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートの後継者として鈴木がリストアップされており、年俸150万ユーロ(約2億円)を鈴木のために用意しているという。
直近5シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)およびヨーロッパリーグ(EL)によって算出されるUEFAリーグランキングによると、ベルギーリーグの9位に対してトルコリーグは13位となっているが、金銭面では他の国のクラブにも引けを取らないような条件が提示されているようだ。今夏の移籍をシント=トロイデンも容認していることから、鈴木が来季別のクラブでプレーするのはほぼ間違いない状況となるなか、果たしてどのクラブを新天地として選ぶのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)