「仕事をしている」 “稼働率27%”のベイル、リーグナンバー1の意外な数字を海外指摘
ベイルは83.9分ごとに1ゴールを挙げるハイペースだったと米メディア注目
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、7年ぶりに古巣トッテナムに復帰した今季、プレミアリーグ20試合で11ゴールという成績でフィニッシュした。シーズン中に冷遇され、“稼働率”は低かったものの、効率は良かったと海外メディアはフォーカスしている。
ベイルはレアル・マドリードでリーガ・エスパニョーラ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回などのタイトルを手にしたが、ジネディーヌ・ジダン監督の下では戦力として完全定着できず、2020年9月にシーズン終了までのレンタルでトッテナムに復帰した。ジョゼ・モウリーニョ、ライアン・メイソンと監督が代わるなかで、プレミアリーグでは20試合(923分)に出場して11ゴールを記録。米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」によれば、83.9分ごとに1ゴールを挙げる計算となり、これはリーグトップだという。
「ギャレス・ベイルはプレミアリーグのシーズンで(出場可能総時間の)27%しかピッチに立っていないが、仕事をしている」
全38試合・総出場時間3420分のうち、27%でしか稼働していないものの、効率だけで言えばプレミアリーグトップとなった。
順位 選手名(チーム/ポジション) 1ゴールに要する分数
1位 ギャレス・ベイル(トッテナム/FW) 83.9分
2位 ケレチ・イヘアナチョ(レスター/FW) 121.5分
3位 ジョー・ウィロック(ニューカッスル/MF) 122.5分
4位 ディオゴ・ジョッタ(リバプール/FW) 123.7分
5位 ハリー・ケイン(トッテナム/FW) 134.2分
6位 エディンソン・カバーニ(マンチェスター・ユナイテッド) 137.2分
レスターのナイジェリア代表FWイヘアナチョ、ニューカッスルのMFウィロックらに大きな差をつける数値だが、海外ファンからは「ベイルはもう終わった」「モウリーニョのせいだ」といった声が上がっている。
まだ31歳とベイルは老け込む年ではないが、かつての輝きを取り戻せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)