「世界中の愛好家の笑いを…」 話題沸騰のJ1リーグ”珍FKシーン”にスペイン紙も言及

清水エスパルスでプレーするFW指宿洋史【写真:Getty Images】
清水エスパルスでプレーするFW指宿洋史【写真:Getty Images】

札幌対清水の後半アディショナルタイム、清水FW指宿の直接FKにスペイン紙が注目

 5月22日に行われたJ1リーグ第15節・北海道コンサドーレ札幌対清水エスパルスの一戦は、ホームの札幌が後半の2得点で2-0の勝利を収めたが、試合中のFKシーンが海外で脚光を浴びている。スペイン大手紙「マルカ」は「こんなFKもある」と注目している。

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 試合はホームの札幌がボールポゼッションで上回る展開で進み、スコアレスで迎えた後半6分、DF福森晃斗のフィードから最後はFWアンデルソン・ロペスが決めて先制。さらにその4分後には、MF金子拓郎が左足で狙い澄ましたシュートを叩き込みリードを2点に広げ、無失点で試合を終えた。

 話題となったのは、後半アディショナルタイムに清水が得た直接フリーキック(FK)の場面だ。ゴールまでの距離は約16メートル。札幌が築いた壁の前に3選手を配置したなか、キッカーのFW指宿洋史が右足で狙ったが、キックの瞬間に壁の前で前かがみになった味方選手の頭付近に直撃しチャンスを逃す形になった。

 スペイン紙「マルカ」は、「いろんなフリーキックを見てきたと思ってるかもしれないけど、こんなのもある」と見出しを打って動画を掲載。「Jリーグのコンサドーレ札幌対清水エスパルス戦での直接フリーキック映像は、数分でソーシャルネットワークで話題となり、世界中のサッカー愛好家の笑いを誘った。バレンシアとセビージャでプレーしたヒロシ・イブスキがこの好奇心を掻き立てられるキックをした」と触れており、対策を取った味方に当ててしまったことが奇妙に映ったようだ。

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