「ジーコを見た時と同じ感覚」 神戸イニエスタ、3人包囲網打破の華麗キープに反響
浦和戦で武藤、田中、阿部の包囲網をものともせずにボールキープ
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは右足大腿直筋近位部腱の断裂を乗り越えて戦線復帰し、5月11日にはヴィッセル神戸と2年間の契約延長に合意した。世界トップクラスのテクニシャンのプレーを、2023年シーズン終了まで日本で見られることになったが、Jリーグ公式ツイッターは5月22日のJ1リーグ第15節浦和レッズ(0-2)で披露した絶妙なボールキープを取り上げている。
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イニエスタは昨年カタールで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16の上海上港戦(現・上海海港/2-0)で負傷。準々決勝の水原三星戦(1-1/PK7-6)では延長戦の途中から強行出場し、PK戦でキックを成功させたものの、その後の検査で右足大腿直筋近位部腱を断裂したことが判明した。
昨年12月15日にバルセロナで手術を受け、全治4カ月と診断。復帰に向けて地道にリハビリをこなし、今年5月1日に行われたJ1リーグ第12節サンフレッチェ広島戦(3-0)で途中出場から実戦復帰した。
5月22日の浦和戦では、今季初のスタメン出場。Jリーグ公式ツイッターは、前半13分のプレーにスポットライトを当てている。
イニエスタは左サイドで浦和FW武藤雄樹からボールを奪取。タッチライン際をドリブルで駆け上がると、背後から武藤がチェックにくるなかでも失わず、MF田中達也、MF阿部勇樹のカバーもかわし、右足アウトサイドで味方のMF山口蛍にパスをつないだ。
「ワールドクラスのキープ力。今シーズン初先発となったヴィッセル神戸イニエスタ選手が自らボールを奪うと、相手のディフェンスに囲まれるも、失わない!!」
Jリーグ公式ツイッターがこのように綴ると、ファンからは「これね」「Jリーグ元年にジーコのプレーを見た時と同じ感覚が蘇る」「とにかく上手いって感じ」といった声が上がっていた。