大迫勇也、歯がゆい1年を経て強まる“本職”のFWへの思い 「そこで評価されるべき」
今季はリーグ戦ノーゴールに終わり、「しっかりFWで出られるチーム」を求める
ブレーメンの日本代表FW大迫裕也は2020-21シーズン、2009年のプロ入り以降、リーグ戦では自身初となるノーゴールに終わった。歯がゆさと戦った1年を経て、26日のオンライン会見では「FWとして1年間試合に出たい」と思いを口にした。
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日本代表では1トップとして絶対的な存在である一方、今季はブレーメンでリーグ戦ノーゴール、公式戦トータルでも28試合1得点と苦しんだ大迫。負傷もあったとはいえ、トップ下やサイドなど、本来のセンターフォワードとは異なるポジションでの起用も多かった。
「なかなか歯がゆい時間というか、チームが負けているなかでスタートから出ることも少なく残念だったけど、心はリセットできた。今は代表のことしか考えていなですね。もう終わったことなので、しっかり切り替えないといけない」
日本代表の活動に合流し、気持ちの切り替えを強調した大迫。移籍の可能性に関しては「どうですかね」とかわしたが、FWとしてプレーしたい意思は明確に示した。
「しっかりFWで出られるところ(チーム)。求めるのはそれだけですね。FWとして1年間試合に出たいし、そこで評価されるべきだと思う。ヨーロッパでまずはFWで使ってくれるチームを探すのが第一。一番自信を持っているポジションなので、そこを目指したい」
今回のA代表ではFW登録が大迫と浅野拓磨しかいない。大迫自身、「責任感もある」とプライドを覗かせる。
「僕が一番前にいるので、しっかりしたプレーをみんなに見せないといけない」
大迫が最前線でどんなプレーを見せるのか、5月、6月の代表連戦で重要なポイントになるのは間違いないだろう。
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(FOOTBALL ZONE編集部)