酒井宏樹、「すべてを捧げた」マルセイユ退団に言及 「今回がベストのタイミング」
5年間で公式戦184試合に出場 1年契約を残すもマルセイユ退団を決断
日本代表DF酒井宏樹は、24日に今シーズン限りでフランスの強豪マルセイユを退団することを発表した。5月下旬からは森保一監督の率いるA代表、U-24代表での活動に参加するなか、26日のオンライン会見では「ベストなタイミング」「まったく後悔はない」と語った。
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酒井は2016年夏、ドイツ1部ハノーファーからフランス1部マルセイユへ移籍。公式戦184試合に出場するなど、5年間レギュラーを張り続けた。
酒井は5月24日、自身の公式インスタグラムで「今シーズン終了をもってヨーロッパを離れ、マルセイユでの夢にピリオドを打つことを決意しました」と退団を報告。マルセイユも公式ツイッターで「マルセイユの選手として184試合に出場した忘れがたい5シーズンを経て、ヒロキ・サカイがクラブを退団しました」と発表し、フランス語版の投稿では「お疲れさまでした」と労っていた。
今回はマルセイユとの契約を1年残しての退団となるが、「すばらしい5年間でした。(マルセイユは)自分にとってすごく大切な場所。すべてを含めて、今回がベストのタイミングだと思って決断した。まったく悔いもないし、すべてを捧げてきました。これから、この移籍が正しいものだったというのは自分でしか証明できないので、これまで以上に頑張って結果を残したい」と語った。
A代表だけでなく、U-24日本代表にもDF吉田麻也(サンプドリア)、MF遠藤航(シュツットガルト)とともにオーバーエイジで選出された。酒井は「自分が呼ばれるとは想像していなかった」と率直な感想を明かす。
「選んでもらったことを光栄に思うし、期待に応えられるように大きな責任をもって覚悟してやりたい。期待されることは、すべてだと思う。ピッチ内もピッチ外でも。そこまでコミュニケーションを取って引っ張るタイプでもないので、やれることを最大限にやって若い選手の得になるような部分を出していければ」
酒井はマルセイユ退団、オーバーエイジでのU-24日本代表選出で改めて気持ちを引き締めていた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)