堂安律、ビーレフェルトで「蘇った」 独リーグ初挑戦で5得点に収穫「物差しが図れた」
25日に代表オンライン会見、ブンデスリーガ初挑戦のシーズンを総括
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の3試合、キリンチャレンジカップの2試合に臨む日本代表が25日、オンライン会見を実施した。MF堂安律はオランダ1部PSVからレンタルとなったシーズンで5得点3アシストの結果を残した点について「良さを蘇らせることができたと思う」と自信を示した。
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堂安は2020年9月、シーズン終了までのレンタルでPSVから“昇格組”のビーレフェルトへ移籍。欧州5大リーグの一つであるブンデスリーガ初挑戦ながらも主力としてシーズンフル稼働し、今季最終戦となった現地時間22日のシュツットガルト戦(2-0)で後半27分にチーム2点目を決め、チームの1部残留に貢献した。
オンライン会見に応じた堂安は、今シーズンを振り返り「5大リーグと言われるドイツで、明らかにオランダよりも個人能力が高く、バイエルンやドルトムントとも戦えるので差は感じるが、大きな差なのかというと、小さな差の積み重ねが大きくはなるけど、手の届かない場所にはいないという物差しが図れた」と収穫を口にした。
リーグ戦34試合に出場し、5得点3アシストの結果を残した点については「2ケタ取りたかった」と悔しさを覗かせつつも「PSVで周りにスーパーな選手がいてパスを選択することが多く、少しずつスタイルがネガティブになっていたと思う。ビーレフェルトではそこを伸ばせて、良さをよみがえらせることができたと思う」と、持ち味である仕掛けるプレーに一定の手応えを得たことを明かした。
今回は基本的に東京五輪メンバーとしての活動になるが、オール海外組となる5月28日のミャンマー戦(カタール・ワールドカップアジア2次予選)ではA代表での招集。ピッチに立てば、昨年10月の欧州遠征以来の出場になるが「競争はいつでもウエルカムな性格だし、そういう選手が周りにいることが刺激になる。いい緊張感の中で活動を迎えられると思う」と意気込んでいた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)