「凄まじい一撃」 シティMFデ・ブライネの“強烈ミドル弾”を海外メディア称賛
シティはエバートン相手に5-0と大勝
マンチェスター・シティは現地時間23日、ホームで行われたプレミアリーグ最終節で、エバートンを相手に5-0と大勝を収めた。大量5得点が生まれた試合で、口火を切ったベルギー代表MFケビン・デ・ブライネのゴールについて、海外メディアが「凄まじい一撃」と称賛している。
今季のリーグ優勝をすでに決めているシティは、本拠地エティハド・スタジアムにエバートンを迎え撃った。試合は序盤からシティが主導権を握る展開が続き、前半11分、敵陣右サイドでボールを受けたアルジェリア代表MFリヤド・マフレズがブラジル代表FWガブリエル・ジェズスとワンツーをし、もう一度受ける。さらにイングランド代表MFフィル・フォーデンとワンツーをしてピッチ中央に侵入すると、左サイドにいたデ・ブライネへのパスを選択。デ・ブライネはボールを右斜め前にトラップすると、ゴールまで約25メートルの距離から右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺した。
幸先良く先制に成功したシティは同14分、デ・ブライネのパスに抜け出したジェズスが左足でのキックフェイントで相手DFをかわして冷静に右足で流し込み、前半のうちに追加点を奪う。後半に入ってもシティの勢いは止まらず、同8分、左サイドからパスを繋ぎエリア内に侵入し、最後はフォーデンが右足でゴールネットを揺らした。さらに、今季限りでのシティ退団が決定しているアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが同26分、31分と立て続けにゴールを奪い5-0とし、大勝を収めた。
そんななか、先制点を決めたデ・ブライネのゴールについて、海外メディアが注目している。英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「デ・ブライネは凄まじい一撃でマンチェスター・シティにエバートンに対する早いリードを与える」と見出しを打ち、「ベルギー代表は、リヤド・マフレズの鋭いインサイドパスをトラップすると、相手ゴール右下隅に強く低いシュートを放った」と取り上げている。
シティは現地時間29日にチェルシーとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝を控えているが、デ・ブライネは史上初のビッグイヤーをチームにもたらすことができるのだろうか。