元英代表GK、サラーの売却を推奨 「いないほうがリバプールはいいプレーをする」
元英代表GKジェームズ氏がサラーのゴールに依存すべきではないと主張
元イングランド代表GKデイビッド・ジェームズ氏が、古巣リバプールは今夏にエジプト代表FWモハメド・サラーを売却すべきとの持論を展開している。
リバプールでプレミアリーグ2度の得点王獲得経験を持つサラー。今季チームはタイトルを逃したなかで、トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインに次ぐ22得点をマークするなど攻撃陣を牽引した。
ユルゲン・クロップ監督率いるチームのエースストライカーであることは揺るぎない事実だが、ジェームズ氏はYouTubeチャンネル「Stadium Astro」でサラーを売却すべきなのではと、指摘している。
「彼はゴールデンブーツの2番手候補に見えるが、リバプールはサラーがいないほうがいいプレーをすると思っている。今がサラーを売って現金化すべきタイミングかもしれない。(ディオゴ・)ジョッタが自然にフィットしているし、(ロベルト・)フィルミーノはより自由になる。リバプールはサラーのゴールに依存するのではなく、前線に新しいダイナミックさを手にする」
ジェームズ氏は、「サラーが良い選手ではないと言っているわけじゃない」とサラーの実力を認めていることを強調したうえで、「リバプールの流動性がサラーによって損なわれていると思う。トッテナムもそうだが、トップスコアラーはリーグで勝てない傾向にある」と指摘。そして「彼を売ることでより強いチームを作ることができる」とサラーを売却した資金でチーム再編に動くべきとの考えを示した。
サラーとリバプールの契約は、2023年夏まで残っている。一部メディアではバルセロナやレアル・マドリードなどスペイン行きの噂も流れていたが、果たして去就に動きはあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1