名手ネイマール、GKの“トリック”でまさかのPK失敗が話題…「史上最もひどい」
ブレストGKの“立ち位置”に戸惑い? 枠外シュートを放ったシーンに海外熱視線
パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールは現地時間23日に行われたリーグ・アン最終節ブレスト戦で先制のチャンスに得たPKを枠外に外す痛恨のミスを犯した。この場面でブレストGKゴーティエ・ラルソンヌルが見せた変則的な“立ち位置”がネイマールを翻弄したとして注目を集めている。
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首位リールと勝点1差で最終節を迎えた2位のPSGはアウェーで残留争いの渦中にいたブレストと対戦した。前半18分、左サイドからドリブルを仕掛けたアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアがペナルティーエリア内で倒されてPSGがPKを獲得。先制のビッグチャンスが訪れた。
ここでキッカーを務めたのが10番のネイマール。しかし、ブラジル代表FWがこのPKを失敗。重要な一戦での決定機逸でネイマールのミスは注目を浴びることになるが、それと同じように試合を見ていたファンの関心を集めているのがブレストGKラルソンヌルが見せた立ち位置だった。
24歳のフランス人GKはゴール中央から右寄りの位置に立ち、キッカーのネイマール視点では明らかにゴールの右側が空いた誘導的なポジショニングをとった。ネイマールはその空いたゴール右隅を狙ってシュートを放ったが、ボールは枠を外れた。
米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」公式ツイッターアカウントは「ブレストのGKラルソンヌルがゴールの右側に立ち、ネイマールをはめようとした」と写真付きで投稿し、反響を呼んでいる。
ネイマールのPK失敗はその他の海外メディアでも報じられている。英紙「デイリー・スター」は「史上最もひどいPK失敗の一つ」として取り上げ、「PSGスターはGKにもてあそばれた」とラルソンヌルの仕掛けた“トリック”に注目した。
PSGはオウンゴールとフランス代表FWキリアン・ムバッペのゴールで2-0の勝利を収めたため、ネイマールのミスも結果には影響がなかった。ただし、首位リールがアンジュに2-1で勝利したことでリーグ4連覇は絶たれた。ネイマールにとっては眠れない夜になったことだろう。