“無所属招集”の浅野拓磨、パルチザン退団後の経緯を説明 「発表時には日本にいた」
日本代表のオンライン会見に対応、コンディション調整の順調ぶりをアピール
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の3試合、キリンチャレンジカップの2試合に臨む日本代表は、24日からトレーニングを開始するにあたり、オンライン会見を実施した。セルビア1部パルチザンを退団し、無所属のまま招集されたFW浅野拓磨は、パルチザンとの契約解除から今日に至るまでの経緯に言及した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
浅野は今月2日、自身のSNSなどを通じパルチザンとの契約解除を発表。一方的な契約不履行との見解を示すクラブ側と対立構造へと発展した一方、去就動向については海外メディアで新天地候補としてスペインやトルコのクラブへの移籍の可能性が報じられていたが、今回の代表活動には無所属のまま招集された。
オンライン会見に応じた浅野は、今日に至るまで流れについて「契約解除を発表していた時には日本にいた。その日から準備して、この日に向けてトレーニングしてきた。こういう状況はなかなかなく、周りの人も戸惑っているかもしれないが気にしていない。自分の次のキャリアに向けて代表活動は大事になる。良いスタートとしたい」と、経緯を明かした。
実戦から遠ざかっているが、コンディションについては「(試合の)感覚は取り戻さないといけないが、こっちに合流してから調整して来れている」と順調ぶりをアピール。代表戦でのパフォーマンスに全力を尽くす覚悟を示すとともに、この先のキャリアについては「5大リーグに戻ってプレーするのが目標」と、改めて希望を明言した。
3月シリーズ(国際親善試合・韓国戦/3-0、W杯2次予選・モンゴル/14-0)で2連勝を飾った日本は、国際Aマッチデーから外れるW杯2次予選ミャンマー戦(5月28日)に海外組26名で臨み、それ以外の4試合(W杯2次予選=6月7日:タジキスタン戦&15日:キルギス戦、キリンチャレンジカップ=3日:ジャマイカ戦&11日:セルビア戦)は国内組を合わせた24名で臨むことになる。
(FOOTBALL ZONE編集部)