久保建英、抜群のキープ力で警告誘発も0-0ドロー リーガ2年目は通算31試合1得点で終了
敵地グラナダ戦に6試合ぶりの先発、フル出場も得点に絡めずスコアレスドロー
ヘタフェの日本代表MF久保建英は、現地時間23日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節の敵地グラナダ戦に6試合ぶりの先発出場。トップ下に入った久保は攻撃の起点としてボールを引き出し配球するもゴールネットを揺らせず、今季最終戦は0-0の引き分けに終わった。
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久保は前節のレバンテ戦(2-1)で5試合連続のベンチスタートとなるも、得点が欲しい状況の後半30分にピッチに送り出された。そして同39分、相手陣内でボールを奪ってドリブルで運び、そのまま左足を一閃。強烈なミドルシュートを突き刺して待望の今季リーグ戦初ゴールを奪うとともに、これがヘタフェの1部残留を確定させる殊勲の一撃となった。
残留を決めて重圧から解放されたなか、ホセ・ボルダラス監督は最終節で久保を先発起用。FWエネス・ウナルと前線でコンビを組み、前半はトップ下気味のポジションでのプレーとなった。
立ち上がりから狭いスペースに顔を出しボールを受けていた久保は前半9分、右サイド裏のスペースに流れてボールを受けると、左斜め後方のウナルにパス。強烈な右足シュートを見舞うも、ボールはクロスバーを直撃してゴールとはならなかった。
その後は両者とも思うように攻撃の形を作れないなかで、久保はキレのある動きを披露。球際で相手からラフなタックルを受け、イエローカードを誘発するシーンもあった。
久保は後半、右サイドからチャンスを作ろうとするが1点が遠く、結局、試合は0-0のまま終了。久保はヘタフェ移籍後、2度目の先発フル出場を果たしたが得点には絡めず、リーガ2年目はビジャレアルで13試合0得点、ヘタフェで18試合1得点の合計31試合1得点でシーズンを終えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)