南野拓実、序盤の決定機を外しチームも0-3完敗 プレミア2年目、不完全燃焼で終戦
最終節ウェストハム戦に2試合ぶりの先発、序盤にビッグチャンスを迎えるが決めきれず
サウサンプトンの日本代表MF南野拓実は、現地時間23日に行われたプレミアリーグ最終節の敵地ウェストハム戦で2試合ぶりに先発出場し、後半17分までプレーした。2トップの一角に入って前半には決定機を迎えたが、ゴールは奪えなかった。試合はサウサンプトンが0-3で敗れた。
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序盤はアウェーのサウサンプトンが主導権を握って攻撃を仕掛ける。前半11分にはカウンターからイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズのスルーパスを受けた南野がGKとの1対1のチャンスを迎えたが、左足で放った浮き球のシュートはゴールのわずかに右へ外れた。
サウサンプトンがチャンスを決めきれなかった一方で同30分、ウェストハムは右サイドから攻め込み、MFジャロッド・ボーウェンがシュート。GKがセーブしたこぼれ球をスペイン代表MFパブロ・フォルナルスが蹴り込み、押され気味だったホームチームが先制に成功した。同33分にもフォルナルスが再びネットを揺らし、ウェストハムがリードを広げた。
決め手を欠いたサウサンプトンは、後半に入ってもスコアを動かすことはできず。反対に終了間際の後半41分にはイングランド代表MFデクラン・ライスにダメ押しのゴールを許した。前節リーズ戦に続く連敗で、今季最終戦を勝利で飾ることはできなかった。
一方で勝利したウェストハムは6位フィニッシュで、来季のUEFAヨーロッパリーグ出場権を獲得。デイビッド・モイーズ監督の下でトップ6に食い込んだ。
2試合ぶりに先発起用された南野だったが、後半17分にFWネイサン・テラと交代でピッチを後にした。サイドで起用された直近2試合よりも積極的にペナルティーエリア内に入っていく動きを見せ、2本のシュートも放ったが、得点に絡むことはできなかった。今季はプレミアリーグで19試合に出場し、3得点(リバプール/9試合1得点、サウサンプトン/10試合2得点)だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)