神戸イニエスタ、今季初スタメン&フル出場で“復調宣言” 「感覚は良かった」
埼玉スタジアムでの浦和戦で“初出場”、90分プレーもチームは0-2敗戦
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、22日のリーグ第15節アウェーでの浦和レッズ戦でフル出場。0-2で敗れたものの、「個人的には久しぶりの90分のプレーで感覚は良かった」と、負傷明けからの復調を口にした。
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イニエスタは昨季、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で負傷してシーズンを終えると右足を手術。今季は大きく出遅れる形になったが、5月1日のサンフレッチェ広島戦(3-0)で復帰していた。そして、加入から4シーズン目にして初めての出場となった埼玉スタジアムでの浦和戦で、今季初先発の上にフル出場となった。
試合はボールを支配した前半にゴールを奪えず、逆に後半は浦和を相手に2失点する展開に。中盤から攻撃に絡んだイニエスタは「前半は確かにボールを持って支配できた。ただ、相手ゴール前での動き出しや精度が足りなかった。そこで精彩を欠いて、それがゴールにつながらなかった。後半は相手がゴールしたことで試合が難しくなった。最後までトライしたが、今日は勝利までいけなかった」と、試合を振り返った。
一方で、「個人的には久しぶりの90分のプレーで感覚は良かった。まだ上げていかなくてはいけないが、今後さらに本来のコンディションに戻っていくためには良い試合だった」と、今後トップフォームに戻っていくプロセスの中では重要なステップを踏んだことも話している。
痛い敗戦となった神戸だが、先日には契約延長も発表したチームの中核イニエスタが復帰し、90分プレーできたことが今後に向けて明るい材料になったのは間違いないことだと言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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