「綺麗ではない」 名門バルセロナの来季”CL限定ユニ”流出、奇抜デザインに現地苦言
来季CL用の新ユニフォーム画像がリーク、ユニークなデザインに母国紙が見解
スペインの名門バルセロナが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で着用するユニフォーム画像がリークされ、その奇抜な模様が話題になっている。現地メディアはユニークなデザイン性について「革新的なホームシャツ」と表現している一方、「綺麗ではない」とも指摘した。
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スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」からリークされた情報によるとバルセロナは来季、国内リーグとカップ戦で着用するものとは別に、欧州CL用のユニフォームが作成されるという。画像も合わせて公開されており、クラブの伝統カラーである青とエンジを基調としたボーダー柄に驚きはないが、2色の縦縞には様々な形の模様が施されている。
このユニークなデザインはユニフォームサプライヤーであるナイキ社が考案したもので、バルセロナの特定地域からインスピレーションを得て、各地区の代表物が描かれているという。近年、欧州各国のクラブでは商業的な側面からユニフォームに斬新なデザインを取り入れるケースが少なくないが、バルセロナもその流れに乗った形と言えるだろう。
「ムンド・デポルティーボ」紙により公開されたCL限定の新ユニフォーム対し、スペイン紙「マルカ」は「バルセロナ、2021-22年のチャンピオンズリーグの試合で革新的なホームシャツを着用へ」と見出しを打ち「現代のサッカー界では、ユニークなデザインが増えてきている。しかし、このような事業はサッカークラブにとってビジネス的にも意味があるという証拠があり、今のロス・クレス(バルセロナ・サポーターたち)にとってはありがたいことである」と綴っている。
一方で、ユニークなデザイン性については「伝統的なブラウグラナ(青とエンジ)の縦縞は維持されているが、通常のように綺麗ではない」と苦言を呈した。ファンも少なからず違和感を覚えているようで、「ムンド・デポルティーボ」紙により実施されたデザイン性を問うアンケート投票では、74パーセント以上のファンが「無し」に票を投じており、現物としてリリースされた暁には議論が巻き起こるかもしれない。