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昨夏破談したマンU守護神の獲得を狙うレアル会長 地元紙は3つの理由を挙げ「不要論」を展開
GKよりCBの補強を優先すべきとの提言も
2つ目の理由に挙げられたカシージャも実力者である。スタメン出場した第37節バレンシア戦では2失点を喫したものの、6つのファインセーブを見せて勝ち点3確保に貢献した。2014年にスペイン代表に招集された経験を持つ男は、第2GKとしては打ってつけの人材だ。
そして3番目の理由は、デ・ヘアの市場価格の高さ。マンUから獲得するためには3500万ユーロ(約44億円)が必要とされるが、その資金はその他のポジション強化に使えると指摘。負傷がちのDFペペ、経験不足のDFラファエル・ヴァラン、そして主将のDFセルヒオ・ラモスの不調時に頼れるセンターバックの獲得に費やすべきだと提言した。また、レアルが獲得を熱望するバイエルンのFWロベルト・レバンドフスキの軍資金にも充てられるとしている。
このように地元紙は報じているが、ペレス会長はチームの戦力バランスを考慮せずにビッグディールを成立させた過去がある。果たして、昨夏のデ・ヘア獲得失敗のリベンジに向けて、レアルは再び動き出すのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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