エイバル乾、今夏退団の可能性浮上 スペインメディア報道「来週フリーエージェントに」
クラブの2部降格が決定、高額年俸がネックで去就問題へ発展か
MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するスペイン1部エイバルは、16日のリーガ・エスパニョーラ第37節バレンシア戦を1-4で落とし、来季の2部降格が決定した。乾は2022年6月までクラブとの契約を残しているものの、現地メディアは来季の去就について”戦力外”になると予測している。
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乾は15-16シーズンにスペイン初上陸を果たし、エイバルで3季にわたってプレー。その後、ベティス、アラベスを経て、19-20シーズンに再びエイバルへ復帰した。2シーズン目を迎えた今季は、ここまで公式戦29試合1得点をマーク。リーグ序盤戦でこそ出場機会を掴んだ一方、直近の試合ではベンチを温める機会が増していた。
チームは最終節を残し来季の2部降格が決定したなか、スペイン紙「マルカ」は現所属選手たちの去就動向を予測。チーム残留、レンタルバック、契約切れ、契約解除後の退団という4つのカテゴリーに分けて報じており、その中で乾を戦力外になると指摘している。
「キケ・ガルシア、エンリク、イヌイ、ホセ・アンヘルが来週フリーエージェントに」と見出しが打たれた記事において、乾については「契約は2022年6月まであるが、その年棒は2部落ちするクラブが受け入れられないもので、また最近2シーズンの活躍も十分なものではない」と指摘。その高額な年俸から、今季いっぱいで契約が打ち切られるとの見解が綴られている。
クラブの2部降格が、自らの去就問題にも影響を及ぼす可能性が浮上した乾。今年6月で33歳を迎える技巧派アタッカーの動向に注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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