トッテナムに別れの挨拶? ケインの“意味深”行動に英注目「最後になるかもしれない」
ホーム最終戦後、スタンドに歩み寄り拍手送った振る舞いが話題に
トッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインは今季限りでの退団を希望したとして、去就が注目を集めている。現地時間19日に行われたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦(1-2)後に見せた振る舞いが、サポーターへの別れの挨拶なのではと注目を浴びている。
11歳からトッテナムの下部組織でプレーしてきたケインは若手時代には複数クラブへの期限付き移籍で経験を積んだものの、13-14シーズンから主力選手に定着。これまでに2度のプレミアリーグ得点王を獲得するなど結果を残してきた。しかし、チームとしてのタイトル獲得はなく、先日今夏の退団希望をしていると報じられ、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなど国内のビッグクラブからの関心が伝えられている。
そのケインは現地時間19日に行われたアストン・ビラ戦に先発出場。今季のホーム最終戦だったが、1-2と痛恨の逆転負けでホームのサポーターに勝利を届けることはできなかった。そして試合後、ケインは1人でスタンドに歩み寄り、サポーターへ拍手送った後にピッチを後にしたという。
英紙「デイリー・メール」では「フルタイムの後、トンネルに入っていくケインの姿には強い別れの予感があった」とケインの振る舞いに注目。「スパーズのシャツを着るのはこれが最後になるかもしれない」と退団の可能性が高いことをあらためて強調した。
また、「Football Daily」のツイッターはケインがサポーターへ拍手を送っている場面の動画を公開し、「ハリー・ケインは感情的になっているようだ」とコメントを添えた。まるでサポーターに最後の別れ告げているかのようなケインの行動は注目を集めている。
“スパーズのエース”としてのケインはやはり今季が見納めとなるのだろうか。