「力強い一撃でチームをトップ4に戻す」 リバプールの英代表MFのゴールを海外称賛
バーンリー戦でのMFチェンバレンの技術が光った一撃に英メディアが熱視線
リバプールは現地時間19日、アウェーで行われたプレミアリーグ第37節でバーンリーと対戦し、3-0と快勝を収めた。この試合でチームの3点目を決めたイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンのゴールについて、海外メディアは「彼の低弾道の力強い一撃でリバプールをトップ4に戻す」と称賛している。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)圏内のトップ4入りを目指すリバプールは、バーンリーの敵地ターフ・ムーアに乗り込んだ。試合は序盤からリバプールが主導権を握り、幾度となくチャンスを作るもゴールを奪えない展開が続くなか、前半43分、セネガル代表FWサディオ・マネとスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンで左サイドを崩し、ロバートソンがグラウンダーでマイナス気味にクロス。エリア内に走り込んで来たブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが右足で流し込み先制。1-0で試合を折り返す。
後半に入ってもリバプールが試合を優位に進め、同7分、CKの流れから左サイドを攻略し、マネがふわりとクロスを上げる。このボールにイングランド人DFナサニエル・フィリップスが頭で合わせ追加点を奪う。さらに同44分、エリア内左でボールを受けたチェンバレンは、ドリブルを開始。細かいボールタッチとボディーフェイントで右に持ち出すと、シュートフェイクで左に切り返し、対峙した相手DFを滑らせる。最後は左足で思い切り振り抜きゴール左隅に突き刺した。試合はこのまま終了し、終始試合を支配していたリバプールが3-0の快勝を収めた。
そんななか、英メディア「Empire of the Kop」は3点目を決めたチェンバレンのゴールに注目。「オックスレイド=チェンバレンがリバプールの勝利を確実なものとし、低弾道の力強い一撃でリバプールをトップ4に戻す」と称賛している。
前日に3位レスターが4位のチェルシーに敗れたため、リバプールはCL出場圏内の4位に浮上。最終節を残し、3~5位の間3チームが勝ち点1差でひしめき合っており、最後まで目が離せない展開となっている。