来季ローマ指揮のモウリーニョ監督、24歳のフランス人FWを“獲得第一号”にリクエスト
ニューカッスルと6年契約を結ぶFWマクシマンの獲得をリクエストか
来季からセリエAの名門ASローマを率いるジョゼ・モウリーニョ氏が、クラブに対して最初の“獲得リクエスト”をしたという。英紙「ノーザン・エコー」は、ニューカッスルのフランス人FWアラン・サン=マクシマンの獲得に動いていると報じた。
ローマは5月4日、パオロ・フォンセカ監督が今季限りで退任してモウリーニョ氏が来季から指揮を執ると発表。プレミアリーグのトッテナム解任から、わずかに半月ほどでの契約発表であり、改めてローマの「機を見るに敏」という面がクローズアップされた。
その会合で、フリードキン・グループはティアゴ・ピントCEOとモウリーニョ氏のタッグに対して3年間で2億5000万ユーロ(約313億円)を移籍市場で使用する許可を与えたと、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じていた。
そうしたなかで、モウリーニョ監督はマクシマンの獲得をリクエストしたという。2019年夏にニューカッスルと6年契約を結んだ24歳のフランス人アタッカーは、左ウイングを最も得意とするタイプで、今季のプレミアリーグでは23試合3得点5アシストを記録している。
モウリーニョ氏はトッテナムを率いていただけに、プレミアリーグでプレーする選手は自身の目でしっかりと観察している。“モウリーニョ銘柄”の第一号は、イングランドからやってくるのだろうか。
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