ユーベ構想外のラムジー、プレミア2クラブが興味も高額年俸がネックで“飼い殺し”か
ウェストハムとクリスタル・パレスが興味も9億円超の高額年俸がネック
イタリアの名門ユベントスに所属するウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、構想外になりつつも、高額年俸がネックで新天地が見つからない危機にあるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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ラムジーはイングランドの強豪アーセナルを2019年夏に退団し、いわゆる“ゼロ円移籍”でユベントスに加入。移籍金が必要ないことから年俸が高額になり、年俸700万ユーロ(約9億1000万円)の条件を勝ち取ったとされている。
そのラムジーは2023年夏にユベントスとの契約が満了するが、直近4試合をすべてベンチのまま終えるなど存在感は大きくない。そのため、クラブとしては契約満了まであと2年あるものの、今夏のタイミングでの放出を希望しているうえに、ラムジー自身もユベントスでのプレーにこだわる姿勢はないという。
ユベントスも元が移籍金ゼロでの獲得であることから、1500万ユーロ(約19億5000万円)も得られれば大満足という姿勢とされる一方、問題になるのは高額年俸だ。イングランドからはウェストハムとクリスタル・パレスが興味を示すものの、見通しは明るくないという。
特集では、「ケディラと同様のルートになりかねない」として、構想外の放出要員となりながら買い手が付かず、今季の開幕から半年間を「飼い殺し状態」で過ごした元ドイツ代表MFサミ・ケディラ(現ヘルタ・ベルリン)のような結末になる可能性があると指摘している。
アーセナル時代にはイングランドで異彩を放ったラムジーだが、キャリアの大きなピンチを迎えているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)