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ローマ一筋23年の”王子”トッティが男気残留! 功労者としては格安の年俸1億3000万円で合意へ
伊紙報じる クラブ側は強化幹部としての7年契約も提示
ASローマの英雄、元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティが、来季110万ユーロ(約1億3000万円)という格安年俸で”男気残留”を果たすことで合意に達した。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
ローマ一筋23年の”王子様”の残留が事実上決まった。記事によると、クラブ側は1年間の契約延長のオファーを出していたが、トッティ側は合意に達した。以前「お金は議論の対象になっていない」と語っていたが、トッティほどの功労者としては格安となる110万ユーロという年俸を快諾。クラブ側は来季以降、強化幹部として7年契約を提示しているという。
トッティには潤沢な資金力を誇るプレミアリーグの優勝クラブ、レスター・シティ、アメリカのニューヨーク・コスモス、中東など様々なクラブが獲得に乗り出していた。倍以上の年俸を手にできたはずだが、トッティは”男気”を見せた。ローマはボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチ、ベルギー代表MFラジャ・ナインゴランら他クラブの争奪戦の対象となっている主力の残留に、有利な条件を提示できる選択肢を手にしたことになる。
今年9月に40歳の誕生日を迎える英雄の実力は健在だ。今季は大腿二頭筋の故障で、昨年末のリーグ戦12試合で欠場したトッティは、1月に就任したルチアーノ・スパレッティ監督と起用法などを巡って衝突し、批判も受けた。
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