今季プレミア「上昇株トップ10」 1位はアーセナル19歳MF…市場価値28億アップ
今季1シーズンで市場価値を最も高めたトップ10ランキングを英紙特集
マンチェスター・シティが2季ぶりのタイトルを獲得した今季のプレミアリーグ。新たにブレークした選手が多くいるなかで、市場価値を最も高めたのは一体どの選手だったのか。英紙「デイリー・ミラー」がトップ10ランキングを特集した。
今季1シーズンでサッカー移籍情報サイト「Transfermarkt」による市場価値を最も大きく上げたのは、アーセナルでプレーする19歳のイングランド代表MFブカヨ・サカだ。
レフティーのサカは、ウイングプレーヤーとして一躍ブレークを遂げ、プレミアリーグ30試合で5得点4アシストをマーク。両親はナイジェリア人だが、ロンドン生まれで昨年10月にイングランド代表デビューを飾った。今季の活躍で市場価値を1800万ポンド(約28億円)アップの5400万ポンド(約83億円)まで急上昇させたという。
そのサカに続くのはチェルシーの中盤で存在感を放ったイングランド代表MFメイソン・マウント。現在の市場価値はサカと同じ5400万ポンドだが、上げ幅は1350万ポンド(約21億円)で2位となった。マウントは2019年にA代表デビューを飾った22歳で、サカ同様に今後のイングランド代表を支える存在として期待される。
そして3位はマンチェスター・シティでユーティリティープレーヤーとして才能を発揮したポルトガル代表DFジョアン・カンセロだ。市場価値は1260万ポンド(約19億円)アップの4500万ポンド(約69億円)。サイドバックでスタートしながら、アンカーやインサイドMF、ウイングまで神出鬼没にポジションを変えながらプレーするその役割は「カンセロ・ロール」とも称され、注目を集めた。王座に返り咲いたシティのキーマンとして市場価値を大きく高めたようだ。
その他にもリバプールのU-21イングランド代表MFカーティス・ジョーンズや、マンチェスター・シティのイングランド代表MFフィル・フォーデンらがトップ10に名を連ねている。現時点での市場価値の高さではなく、今季中にどれだけ価値を高めたかが基準となるため、伸びしろ十分な10代から20代前半の選手がランキング入りを果たす結果となった。来季はここから一気にワールドクラスへと飛躍する選手が現れるかもしれない。
今季プレミアリーグの上昇株トップ10は以下の通り。
※左から順位、選手名(所属)、市場価値(市場価値の上げ幅)の順
1位 ブカヨ・サカ(アーセナル) 5400万ポンド(+1800万ポンド)
2位 メイソン・マウント(チェルシー) 5400万ポンド(+1350万ポンド)
3位 ジョアン・カンセロ(マンチェスター・シティ) 4500万ポンド(+1260万ポンド)
4位 カーティス・ジョーンズ(リバプール) 2700万ポンド(+1170万ポンド)
5位 エミール・スミス=ロウ(アーセナル) 1170万ポンド(+927万ポンド)
6位 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) 6300万ポンド(+900万ポンド)
6位 ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ) 6300万ポンド(+900万ポンド)
6位 ジャック・グリーリッシュ(アストン・ビラ) 5400万ポンド(+900万ポンド)
6位 トマーシュ・ソーチェク(ウェストハム) 3500万ポンド(+900万ポンド)
10位 ドウグラス・ルイス(アストン・ビラ) 3150万ポンド(+720万ポンド)
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(FOOTBALL ZONE編集部)