ヘタフェ久保建英を「祝福した」 “韓国のメッシ”、SNS投稿への反応に母国紙注目

ヘタフェMF久保建英とポルティモネンセFWイ・スンウ(※写真は昨年のもの)【写真:Getty Images】
ヘタフェMF久保建英とポルティモネンセFWイ・スンウ(※写真は昨年のもの)【写真:Getty Images】

イ・スンウ、今季初ゴールを決めた久保の投稿に「いいね!」プッシュに韓国紙反応

 ヘタフェの日本代表MF久保建英は、現地時間16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節レバンテ戦(2-1)で今季リーグ戦初ゴールとなる決勝点を奪い、チームを1部残留へと導く貴重な働きを見せた。試合後、自身のSNS上で感謝のメッセージを綴っていたなか、韓国メディアは同国アタッカーの反応に注目している。

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 レバンテ戦で5試合連続のベンチスタートとなった久保は、1-1の後半30分から途中出場するとその9分後にペナルティーエリア付近から強烈な左足シュートをニアサイドへ決めた。これが決勝点となり、2-1で勝利したヘタフェは1試合を残して1部残留が確定。久保にとっては、これが今季リーグ戦初ゴールとなった。

 久保は試合後、自身の公式インスタグラムを更新。「ホームで勝ち点3を獲得できたこと、自分のゴール、そして何よりもチームが残留できたことに満足している。ファンの皆さん、本当にありがとうございました!!! ヘタフェは最高です」とスペイン語で感謝のメッセージを綴っていた。

 そんななか、韓国紙「中央日報」は同国代表のポルティモネンセ(ポルトガル)FWイ・スンウの反応に注目。同メディアによると、久保のSNS投稿に対してイ・スンウが「いいね!」をプッシュしたようで、記事では「久保のスレッドに一時期、韓国サッカーの未来を担うと言われていたイ・スンウも『いいね!』を押して祝福をした」と綴られ、その証拠となるスクリーンショットも載せている。

 現在23歳のイ・スンウはバルセロナの下部組織出身で“韓国のメッシ”とも評されていたが、トップチームへの昇格は叶わず、その後はヴェローナ(イタリア)、シント=トロイデン(ベルギー)と渡り歩き、今年1月からポルティモネンセへ期限付き移籍で加入。欧州で過ごしてきたここ数シーズン、十分な出場機会を得られなかったことで評価は急降下し、ベルギーメディア「Voetbal Belgie」によると市場価値はこの約2年間で1億4000万円近く減少したとされる。

 久保が今冬に加入したヘタフェでようやく結果を残したのに対し、イ・スンウはポルティモネンセでここまでリーグ戦4試合の途中出場のみ。苦境から脱せずにいるなか、同時期にバルサの下部組織で研鑽を積んでいた久保の活躍に熱視線を注いでいたようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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