ドルトムント主将の”裏切り移籍”釈明ツイートが大炎上! 「最悪のキャプテン」「幻滅」と非難殺到

ブーイングをスルーした主将にすかさず反応

「もちろん、多くのメッセージ、コメント、僕をBVBに残留させようと願う投稿も見てきた。ヴォルフスブルク戦での最高の反応も。スタジアムのみならず、練習場、スーパーマーケットでも心が揺さぶられた。すごく感謝している」

声明文ではヴォルフスブルク戦でのブーイングをスルーしているフンメルスだが、怒りのサポーターは見逃してくれなかった。

「最高の反応? 完全に自分だけの世界で生きてるんですね。何も覚えていないのか。幻滅」

「あなたに残り2試合キャプテンマークを付ける価値はない。バイバイ」

「最悪のキャプテンだ」

「なんでゲッツェとレバンドフスキの移籍にあんなに文句を言ったんだ。あんた同じことをしているじゃないか!」

 去りゆく主将へのメッセージは激情で渦巻いていた。近年では2013年にドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ、14年にポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキがドルトムントからバイエルンに引き抜かれた。フンメルスは当時、”裏切りの移籍”を糾弾していたが、自ら批判した道を歩むことになった。

 5月21日のDFBポカール決勝バイエルン戦を迎える前の最悪のタイミングで、移籍は発表された。今回の釈明でドルトムントサポーターの怒りが治まったとは思えない炎上ぶり。ケルンとのリーグ最終節、そして来季からの新天地バイエルンとの決勝と、ドルトムントのリーダーとしてラスト2戦で、フンメルスは黄色と黒のサポーターから喝采を浴びることはできるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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