「責任は重く感じていた」 Jリーグ史上初の女性主審…山下良美レフェリーが試合での重圧を告白
同席した黛審判委員長も山下氏を“非常に能力の高い審判員”と評価
同席していたJFA審判委員会の黛俊行審判委員長は、山下氏について初めて会った時から「先読みができて……非常に能力の高い審判員だ。育ちそうだな」と好印象を受けていたという。人柄に関しても、「審判は上から目線で押さえつけてコントロールするというイメージがあるが、決してそうではない。そのことを山下さんは上手く表現できる審判員」と絶賛した。
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山下氏は、今後の“Jリーグと女性審判”についての抱負も語っている。
「女性審判員が男性の試合を担当することが当たり前になっていくのが、私が目標とするべきところだと思いますし、私にできることは目の前の試合に全力で取り組むことだと思っています」
近年、海外で女性審判員の活躍が増えるなか、Jリーグも新たな一歩を踏み出した。その先陣を切った山下氏への期待は、今後も高まるばかりだ。