闘将シメオネ、殊勲弾のエースを称賛 「スアレスより優れた人は誰かいる?」
アトレティコはスアレスの勝ち越し弾でオサスナに2-1で逆転勝利
アトレティコ・マドリーは現地時間16日、本拠地で行われたリーガ・エスパニョーラ第37節で、オサスナ相手に2-1で逆転勝利を収めた。この試合で決勝点を挙げたウルグアイ代表FWルイス・スアレスに対して、ディエゴ・シメオネ監督は「試合を決めるのにスアレスより優れた人は誰かいる?」と称賛している。
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36節終了時点で2位のレアル・マドリードと勝ち点2差で首位のアトレティコは、本拠地ワンダ・メトロポリターノに11位オサスナを迎え撃つ。試合序盤から主導権を握って一方的に押し込み、スアレスが何度か決定機を迎えるもゴールは奪えず、前半は0-0で折り返す。
後半に入ってもアトレティコが攻め込む展開が続き、2度ネットを揺らすもオフサイドで取り消される。逆に同30分、相手のクロアチア代表FWアンテ・ブディミルに先制点を奪われ、苦しい展開に。しかし、ここから底力を発揮する。同37分、ブラジル代表DFレナン・ロディのゴールで追いつくと、終了間際の同43分には、エース・スアレスがクロスを右足で合わせ逆転に成功。試合はこのまま2-1で終わり、逆転勝利を収めた。
スペイン紙「マルカ」は、シメオネ監督の試合後のコメントを紹介。「チームは(前節の)レアル・ソシエダとの戦いの後に素晴らしいパフォーマンスを見せた」と切り出した指揮官は、「スアレスはしばらくゴールから遠ざかっていたが、彼はいつもそこにいる。彼は私たちに素晴らしい地位を与えてくれる。試合を決めるのにスアレスより優れた人は誰かいる?」とエースを称賛したという。
引き分けでもレアルに首位を譲る可能性があった状況から、鮮やかな逆転勝利を収めたアトレティコは、今節での優勝こそ逃すも、バジャドリードとの最終節を首位で迎えることになった。