マンC“新9番”に「彼ならなれる」 21歳FWの得点センスをペップ絶賛「並外れている」

マンCの21歳FWフェラン・トーレス【写真:Getty Images】
マンCの21歳FWフェラン・トーレス【写真:Getty Images】

フェラン・トーレスがニューカッスル戦でハットトリック、今季公式戦13ゴール

 マンチェスター・シティのスペイン代表FWフェラン・トーレスが、現地時間14日のプレミアリーグ第36節ニューカッスル戦で加入後初ハットトリックをマークし、4-3の勝利に貢献した。今季限りでアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが退団し、手薄となる“9番”の選手としての才能をジョゼップ・グアルディオラ監督も称賛している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 昨夏にバレンシアからから加入したトーレスは、3試合連続スタメン出場となったアウェーゲームでシティを救う活躍を見せた。1-1で迎えた前半42分、左サイドからのFKに飛び込んだトーレスは、右足のバックヒールで合わせる技ありの一撃で勝ち越し点を決める。

 シティはその後ニューカッスルに2本のPKを与えて2-3と逆転を許したが、後半19分に右サイドのブラジル代表FWガブリエル・ジェズスのクロスにトーレスが左足で合わせて同点。さらに同21分にはポルトガル代表DFジョアン・カンセロのミドルシュートがポストに当たった跳ね返りを、トーレスが右足のボレーで合わせて勝ち越しに成功。激しい点の取り合いを4-3で制した。

 トーレスはこれが加入後初のハットトリックで、今季公式戦13得点目。1試合複数得点もシティでは初めてだった。

 試合後、シティのグアルディオラ監督は「これが彼のイングランドでの最初のシーズンだ。彼が残した数字は並外れている」とトーレスに賛辞を送っている。プレミアでのスタメン起用は14試合と、まだ絶対的なレギュラーと呼べる立ち位置ではないが、指揮官は「出場時間は少なくても、彼はゴールへの意識が高い」とそのゴールセンスを高く評価。トーレスはウインガーとして頭角を現した選手だが、ペップは今季限りで退団するアグエロに代わる“新9番”としての活躍にも期待を寄せた。

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