「天才的な瞬間」 シティFWの“バックヒールボレー弾”を海外絶賛「センセーショナル」
フェラン・トーレスがニューカッスル戦でハットトリック達成、1点目の芸術弾が話題
マンチェスター・シティのスペイン代表FWフェラン・トーレスは、現地時間14日に行われたプレミアリーグ第36節ニューカッスル戦(4-3)でハットトリックを達成した。チームを勝利に導く大活躍を見せたなか、アクロバティックなバックヒールボレーで決めた1点目のシーンが「センセーショナル」「天才的な瞬間」など、海外メディアで反響を呼んでいる。
昨夏にバレンシアから加入したトーレスは、3試合連続スタメン出場となったニューカッスルとのアウェーゲームで輝きを放った。打ち合いとなった一戦でハットトリックを達成し、チームを勝利に導いた。3ゴールのなかで特に話題を呼んでいるのが、1-1で迎えた前半42分に決めた自身1点目のゴールだ。
敵陣左サイドからのFKのシーン。キッカーを務めたドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが右足でインスイングのクロスをゴール前に送ると、ニアサイドのトーレスは相手ゴールを背にしながら右足のバックヒールで合わせた。アクロバティックなボレーシュートは山なりのボールとなって相手GKの頭上を破り、ネットに吸い込まれた。
この芸術的な一撃に海外メディアが反応。英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式インスタグラムが「センセーショナルなフィニッシュ」と伝えれば、英メディア「GIVE ME SPORT」も「ズラタン・イブラヒモビッチを思い出させた」「天才的な瞬間」と称えた。
これで今季公式戦34試合13ゴールとなったトーレス。2025年までの長期契約を結んでいる21歳の若き才能の、さらなる爆発を予感させる一撃になった。
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